2020年6月15日月曜日

ふえたり へったり (1年)


 算数は,生活の中で扱われる数量がよく取り上げられています。その場面をしっかりと思い浮かべることで理解が進みます。低学年は,特に数図ブロックや数え棒など具体物を使って,操作活動を取り入れながら,課題をつかみ,問題解決をしていきます。 

 今日は,「ふえたり,へったり」の学習をバスに乗っている乗客の数で,考えてみました。学習の導入場面では,先生の用意したバスに乗る様子を見ることで,題意をつかみ学習を始めました。バスに乗るという行為にテンションが上がり,みんな楽しく,意欲的に取り組めたようです。

 
 教科書の挿絵やワークシートを活用して,数図ブロックを実際に置き,乗り降りという状況を表すために,数図ブロックを動かす操作をして,「ふえたり,へったり」する状況を表現して答えを導いていきます。人数を変えて繰り返し取り組むことで,正しい操作と答えを求めることができるようになっていきました。

 数図ブロックという具体物から,数に表す活動を丁寧に行いながら,数で表すことの楽しさを学んでいます。